Recruit
スタッフの日々

持田泰寛 Dr(2009年ー)
・当科を選んだ理由は何ですか?
もともと私は救急科志望でした。当時も今と変わらず救急車の受け入れが非常に多い当院で初期研修を行い、3年目には都立のERで1年間研修しました。救急診療に携わるなかで、急性期の治療だけでなく、その後も継続して患者さんの診療に関わることに興味を持つようになりました。
また、体液管理や感染症、腎炎・血管炎、貧血や血小板減少などの血液学的異常、急性期の全身管理など、興味の対象も広がっていきました。
「腎臓内科なら、これらを一つの専門領域に閉じることなく、全身を診ながら総合的に診療できるのではないか」。そう考えたことが、私が腎臓内科を選んだ大きな理由です。
・腎臓内科の好きなところは何ですか?
一番好きなのは、腎臓を通して非常に幅広い疾患の診療に関われるところです。
心疾患、膠原病、貧血・血小板減少・TMA・血球貪食、好酸球増多などの血液学的異常、免疫抑制と感染症への対応、急性腎障害に対する急性血液浄化から、CKD治療、血液透析・腹膜透析、そして腎移植まで幅広く経験できます。
特に腎移植は、低下していく腎機能を守るだけではなく、移植した腎臓を「一から働かせていく」医療です。腎臓が機能を取り戻していく過程を、移植外科の先生方とともに診療できることは、腎臓内科医として大きな魅力だと思っています。
当科では、腎臓だけを診るのではなく、腎臓を通して全身を診ることができます。毎日のように新しい病態や疾患に出会い、それを自分たちで考え、治療し、患者さんの回復につなげていく。その経験ができることが、当科で研修する面白さだと思います。

写真は応援した際に初期研修でともに働いた同僚との写真
・腎臓内科の日々はいかがですか?
当院には非常に多くの救急患者さんが搬送され、腎臓内科にも毎日のようにさまざまな病態の患者さんが紹介されます。急性血液浄化などの期診療だけでなく、腎炎・ネフローゼ症候群の診断と治療、年間200件を超える腎生検、CKD診療、透析導入・維持透析、さらに腎移植まで、腎臓病を長期にわたって診療します。

最近では、私は湘南鎌倉総病院での診療以外に、2か月に1回、離島への診療応援にも参加しています。
忙しい場面もありますが、「なぜ腎機能が悪くなったのか」「次に何をすべきなのか」をチームで考えながら、困っている患者さんを助けたいという思いで日々診療しています。

・見学を考えている人に伝えたいことは何ですか?
このページを見て少しでも興味を持っていただいた方には、ぜひ一度、当科を見学しに来てほしいと思います。実際に来ていただくと、腎臓内科がこれほど多くの疾患を診ていることに、きっと驚かれると思います。当科では、救急・急性血液浄化から、腎炎・ネフローゼ、CKD、透析、そして腎移植まで、非常に幅広い症例を経験できます。
そして大切なのは、単に「たくさんの症例を見る」ことではなく、一つひとつの症例について自分で考え、診断し、治療する力を身につけることです。
腎臓内科にすでに興味がある方はもちろん、「まだ専門を決めていない」「全身を診られる内科医になりたい」「救急も好きだけれど、その後の患者さんも診ていきたい」という方にも、ぜひ当科を見てもらいたいですね。
見学に来ていただければ、当科で腎臓内科を学ぶ面白さを、実際の診療を通して感じてもらえると思います。


塚原知樹 Dr(2025年ー)
・当科を選んだ理由は何ですか?
腎移植内科フェローシップをシカゴ大学病院で受けたあとで働く、腎移植内科のある病院を探していた時に、センター長の日髙先生からお声がけいただいたのがきっかけです。腎臓病総合センターとして幅広く活動し、後進の育成に力を入れていることも魅力でした。
腎臓内科の日々はいかがですか?

入院診療、腎生検、外来診療、透析回診、移植外来、初診、コンサルト、シャント相談など、毎日必ず役目があり、それに加えて近隣の公民館での「市民講座」や当法人独自の「応援」があり、私は室蘭の日鋼記念病院に出張しています。

うまくやらないと確実にやられる仕事量で、最初はどうなることかと思いました。しかし、事前の準備や仕事の効率化、そしてみんなとの協力によって、なんとかやっています。私自身の残業は月に20時間程度で、土日祝の当番もありますが、平日の週休も適宜とっています。
・腎臓内科の好きなところは何ですか?
「北風がヴァイキングを作る」という言葉もありますが、多くを成し遂げるために、族(tribe)としてみんなで助け合うところです。それから、改善のために意見を言い合える心理的安全性があるところです。先日も、仕事やカンファレンスをより効果的で効率的にするために意見を出し合う、タウンホール・ミーティングがありました(写真)。

・腎臓内科の変わってほしいところは何ですか?
人がいなくてもまわる脱属人化の仕組みと、休みを取りやすくする効果的で効率的な働き方がよりいっそう必要だと思います。業務プロセスの共有とチェックリストの活用がカギだと思っていて、先日はそれまで特定のスタッフが一人で行っていた献腎移植の準備をチームで分担して行いました。また簡潔で漏れのないカルテを書いておくことで、休暇中の代診がスムーズにできました。
組織の外との関係においては、外来診療における他医療機関さま方との連携が課題と感じます。必然的に増えるCKD患者さま、移植後患者さまを、今後どう診ていくことが医療機関さま、患者さまにとってベストなのかを考え、サポート体制を整えなければなりません。
・見学を考えている人に伝えたいことは何ですか?
とても特殊な職場であることは否定しません(笑)。でも、毎日「今日も挑戦するぞ」という気持ちで仕事に臨める、そして「もっとこうしたい」と言い合える職場です。当院でなければできないプロジェクトも、たくさんあります(写真は、レソトから研修にきた腎臓内科医の修了式で、講評のスピーチ)。いっしょに取り組んでみませんか?まずは見に来てください!

