Peritoneal dialysis
腹膜透析
当院では1999年10月より腹膜透析を開始して以来、導入患者は200名を超え、透析導入患者の20%は腹膜透析を選択され、現在でも50~60名ほどの腹膜透析患者の診療を行っています。
腹膜透析導入にあたり、当院では短期間で効率的にPDを導入指導するSPIED法(Short term PD Induction and Education technique)を開発し、計画的な腹膜透析導入のシステムを構築しました。
当院では、腹膜透析を導入した後の外来診療体制や定期検査にも力をいれて取り組んでいます。外来では、医師だけでなく、管理栄養士腹膜透析専門看護師理学・作業療士等など、多くの専門職種が携わるチームアプローチ(MDTA:multidisciplinary team approach)により、医学的な管理だけでなく、生活全般の指導ができるようチーム医療体制を作り、現在も『患者さんと家族に寄り添うPD医療』を行っております。
第24回日本腹膜透析学会学術集会にて受賞致しました。
2018年10月6日(土)・7日(日)に、徳島にて第24回日本腹膜透析学会学術集会が開催されました。当院からは石岡邦啓血液浄化部部長が昨年の優秀演題賞に続き最優秀演題賞を、池田優花看護師が優秀演題賞をそれぞれ受賞致しました。