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Days in a remote island

特別連携施設での研修について

与論徳洲会病院の研修を経験して(2022年10月〜12月・腎臓内科専攻医2年目 御供 彩夏)

与論島は鹿児島県から約563km、沖縄県から約23kmの場所に位置する、一周約23kmの隆起サンゴ礁の島です。

与論徳州会病院は島唯一の入院施設を持つ病院です。

およそ5000人の島民の皆さんの健康と笑顔を守るべく、熱意溢れる高杉院長のもと、個性豊かな5人の研修医とともに日々奮闘しています。

8-10名の入院患者さんの担当のほか、一般/発熱外来、救急外来、療養病棟、特別養護老人ホーム・老人保健施設への往診、そして維持透析患者さんの透析管理などに携わらせていただいています。

ムカデ咬傷や、ダイビングによる鼓膜穿孔、島魚の咽頭異物など離島ならではの症例を数多く経験し、とくに咽頭異物については、湘南ERでの経験を活かし、喉頭鏡とマギール鉗子を使用して無事除去することができました!

 

与論島には「自宅看取り」という文化があります。

神棚のある自宅は、ご先祖様と繋がる身近な場所であり、終末期や老衰の患者さんはそこで息を引き取ります。

私も何度か搬送に同行させていただきました。ひとがいつか亡くなることは変えられない事実ですが、患者さんとそのご家族、そしてご先祖様が集まるなかでの最期を経験させていただけたことで、医療の敗北ではなく、あるがままに人生を全うすることのお手伝いができたのではないかと感じることができました。

深夜にご家族が集まる中、静かにお看取りをさせていただいたあと、見上げた夜空には満天の星が輝いていました。患者さんの歩まれた人生でのさまざまな経験1つ1つが星になって輝いていたのではないでしょうか。

その日のことを決して忘れることはないでしょう。

 

さらに、院長代行を勤めさせていただいた経験は臆病な自分を成長させてくれました。

「今日から2日間は君が院長代行だ!」

高杉院長からのお言葉は非常に嬉しかった反面、重圧に押しつぶされかけました。2日間がとても長く感じましたし、緊張で終始下痢が止まりませんでした・・・笑

それでも、研修医のみんなとコメディカルの皆さんに、きっと自分では気づかないところでもたくさんたくさん支えていただき、なんとか与論島の皆さんの健康を守ることができました。

この場をお借りして、心からありがとうございます。

 

島の透析患者さんも自分にとって大切な患者さんとなりました。

少しでもいい透析ができるように、しあわせを守れるように、もっともっと勉強しなくては、と身が引き締まる思いです。

将来的には腹膜透析や腎移植も導入することで、与論のCKD患者さんが今よりももっと笑顔で安心して暮らせたらいいなあと思っています。

 

2ヶ月の与論島の経験は医師人生と人生観を変えてくれました。

高杉院長のあたたかいなかに芯のある医療に間近で触れさせていただき、

 

自分には今なにができるか、なにが足りないか

今後なにをしたいか、そのためになにが必要か

 

日々考えるようになりました。

 

残り1ヶ月となりましたが、離島研修に快く送り出してくださった湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センターの先生方と、そして鎌倉で担当させていただいている患者さんに少しでも成長した姿をみていただけるよう、精一杯頑張ります。

 

与論島での生活の一部と美しい景色を写真でお届けします!!

2022年11月30日 与論島より 御供 彩夏

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