2022年6月15日に第52回SK腎セミナーを開催しました。
特別講演は、東京大学大学院医学系研究科 生体管理医学講座 救急・集中治療科教授の土井研人先生をお招きし「多臓器不全と臓器連関」について、腸―肝、腎―肺のクロストークに関する動物実験データから臨床まで、多岐にわたる内容をわかりやすくご講演いただきました。
土井先生は、腎臓内科を出発点に集中治療の世界にお入りになり、かつて当院の腎臓内科で研修をなさった経験がおありです。小林修三先生と守矢英和先生と共に苦労なさった当院の腎臓内科の草創期について、懐かしいエピソードもご披露くださいました。
土井先生、大変興味深いご講演をありがとうございました。
一般講演は、内科専攻医2年目の御供彩夏先生(湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター)による講演、「カフェイン中毒によるAKIに対し急性血液浄化療法が奏功した一例」でした。内科系の先輩や専攻医仲間たちがWEBで視聴し、少し緊張気味の御供先生を画面を通して応援していました。御供先生、お疲れ様でした。