CKDを克服するためには、①適切な早期診断、と②早期からの専門医とかかりつけ医の連携による継続診療が大切です。そこで、湘南鎌倉総合病院腎免疫血管内科では、湘南地区の開業医の先生方とのCKD病診連携システムを作成致しました。
蛋白尿や血尿、腎機能異常など、状態に応じて私たち専門医にご紹介いただき、精査評価の上でかかりつけの先生方と連携してCKD診療をしてまいります。
以下に、CKD連携の流れと連携に必要な文書を掲載致します。開業医の先生方は、精査依頼書をダウンロード、印刷のうえ、必要事項をご記入いただいて当院病診連携室までご連絡下さい(外来予約のため)。当科で診療させていただいた上で、治療計画書をお返しするとともに、一定の間隔でかかりつけ医の先生方とCKD連携診療をさせていただきます。
湘南鎌倉総合病院・湘南地区 CKD地域連携の流れ
かかりつけ医
腎臓内科専門医
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腎機能検査・尿検査
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血圧管理
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体液管理
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薬物療法
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精査
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尿定量(蓄尿評価)
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採血検査
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各種画像検査
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組織検査(腎生検)
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必要に応じて全身評価
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加療
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薬物療法
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血圧管理
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食事管理(栄養指導)
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腎臓教室
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各種画像評価など
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かかりつけ医
(精査依頼書)
腎機能障害
(治療計画書)
腎臓内科専門医
外来予約調整やお問い合わせ先
湘南鎌倉総合病院 病診連携室
TEL:0467-45-89230467-45-8923 FAX:0467-45-9784
CKD患者を腎専門医に紹介するタイミング
CKD地域連携 対象患者基準
- 蛋白尿を有する患者
随時尿での尿蛋白/尿Cr比 0.3g/gCr以上(または定性で1+以上) - eGFR 50ml/min/1.73m2未満
(40歳未満ではeGFR 60ml/min/1.73m2未満)
(腎機能の安定した70歳以上では45ml/min/1.73m2未満) - 糖尿病を有する患者で尿中アルブミン300mg/gCr以上
- 2次性高血圧症が疑われる患者(腎動脈狭窄や副腎疾患)
除外基準
- CKD G5(eGFR 15未満)、急速進行性腎炎、ネフローゼ症候群は基本的に腎専門医でフォローする
- 超高齢者 認知症患者は状況に応じて対応する
お願い
- CKD G5、ネフローゼ症候群、急速進行性腎炎を除き、基本的には開業医の先生に定期的診療をお願い致します。
- 湘南鎌倉総合病院腎免疫血管内科は3-6ヶ月ごとの受診をお願いします。
- 以下の場合には定期受診前でも腎専門医への受診を勧めてください。
- 血清Cr値が1.5倍以上悪化した場合
- 尿蛋白の急激な増加
- コントロール不良な高血圧
- 浮腫の急激な悪化
連携に必要な書類
- CKD精査依頼書CKD連携精査依頼書2022.02改定-2
- CKD治療計画書CKD治療計画書_20240530更新
- 鎌倉CKD連携パス ( PDF / EXCEL )
当院のご案内
湘南鎌倉総合病院 | 住所:〒247-8533 鎌倉市岡本1370-1 TEL:0467-46-17170467-46-1717 FAX:0467-45-0190 |
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腎免疫血管内科 | 詳細ページはこちら |
アクセス | 当院へのアクセスについて |
紹介方法 | 腎臓内科あて紹介状持参の場合当日受診可能 |
紹介窓口 | 病診連携室又は腎臓内科外来受付にて予約 |
受付時間 | 午前:8:30~12:00 午後:12:30~16:00 |
院内体制 | 日本腎臓学会専門医 5名(指導医5名) 日本透析学会専門医 5名(指導医5名) 血液浄化センター 57床(内個室6床) スタッフ計 9名 |
腎臓内科と血液浄化部が一体となり、腎臓病全般から透析医療(血液透析・腹膜透析)・移植まで すべての腎臓病診療が可能です。同時に慢性腎臓病や腎不全に関連した動脈硬化性疾患(心血管・脳血管・腎動脈・下肢末梢動脈)の診療、病態解明、さらには急性腎不全や膠原病にも積極的 に取り組んでいます